大島紬が織れるまでの道のり④

 

どーも。おつるです。
今回は織る前の準備④として｢柄出し｣について！

 

 

柄出し(抜ぎ出し)

 

タテ糸を無地と絣(柄)に分け、

無地を固定して張り、絣を仮止めしていよいよ織っていきます。

安定する程度に織ったら、絣を抜ぎ出し線(開始線)まで引っ張り上げます。

 

１本１本切れないように丁寧に、ゆっくり引き抜いていきます。

 

その様子はこちら↓↓

 

 

この作業により、タテの柄が大体合っていきます。

 

柄を織り始める前に、屋号や｢本場奄美大島｣の印を織るので、

その分をあけて作業を進めます。

 

今回は抜ぎ出し線が見えづらかったのと、

抜ぎ出し線から下の予備の部分が短く

どんどん外れてしまうトラブルが…

 

時間がかかりましたが、なんとか柄を出すことができました。

 

こうして、この後から普通に織っていくことができるようになります。

 

 

 

 

３丈４尺の旅

 

ここからは規定の長さである３丈４尺を織るまで同じことを繰り返す長い旅となります。

 

織り→つくろい→モデ→織り…

 

その様子はまた後日改めてご説明できればと思います(^_-)-☆

 

 

「織れるまでの道のり」

最後までお付き合いいただきありがとうございました！

 

 

 

 

-TSURU-

中川裕可里