撮影会
着物撮影会
どーも。おつるです。
少し前のお話になりますが、私が織って仕立てた反物「さわやかに」を
3月中旬にフリーのモデルさんが着用して、プロのカメラマンさんが撮影をして下さったので
そのお話を。
きっかけ
以前、アーバンリサーチメディアの連載コラム「みちくさ着物道」に
取り上げて頂いた際にお近づきになった橘川様より
「自分の伝えたい事って何だろうと考えた時に、つるさんの大島紬が思い浮かんだ」
とお声をかけて頂きました。
誰かが何かを伝える事のお手伝いができるというのであれば!!
と、喜んで協力をさせて頂きました!
使用した着物
今回使用した大島紬は
7マルキ片ス総絣 「さわやかに」
島の工房で織ったものですが、
何か1枚だけでも手元に残しておきたくて
親方にお願いをして購入、仕立て頂いたものです。
総絣の水彩画のような色の出方がとても好きで
柄名の通りとても爽やかで素敵な1枚となりました。
あ、ここで
「お願いをして購入?」
と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
大島紬は分業制の為、自分で織ったものでも自分のものにはなりません。
詳しくは、また別の時に綴らせて頂きましょう。
撮影風景
場所は横浜にあるスタジオにて。
駅から少し歩いたのですが、川のそばの工場が立ち並ぶ中にその場所はありました。
後から聞いたところによると、
どうやら舞台美術などを製作する方々がいらっしゃるところのようです(‘Д’)!
撮影中の様子をYouTubeにupしましたので、よろしければご覧ください♪
撮影を終えて…
終始「可愛い」の連発でした。笑
モデルさんは素人の方で、今回撮影は初めてだったそうです!
ですが最後の方には撮られる事に慣れた様子で、
もう本当に素敵な笑顔、表情を見せて頂きました(*´ω`*)
何より、職人としては反物の状態でしか普段は見ることができない為、
こうして着物の形で、しかも自分以外の他の方が着付けている姿を見られるなんて
そうそう無い機会と思います。
今回の着付けは従来のかっちりとしたものではなく、
現代にも自然に溶け込むようなカジュアルで可愛いものにして下さいました♪
伝統を守る中で、古いしきたりや決まり事はもちろん大切だとは思いますが、
そればかりに固執してしまっては、どんどん消えていってしまうものだと感じます。
「何を守りたいか」
「何を残していきたいか」
「何を守っていくべきか」
「何を残していくべきか」
時代の流れがどんどん急になっていく現代の中で、
いかにその流れと共に伝統を育てていくか
それが課題なのではないかな、と改めて感じました。
その時代にあった伝統のかたちに姿を変えていくことは
決して悪いことではないと、若輩者ながらにそう思います。
だって
こんなに可愛く着ていいなら、自分も着てみたい!
って思いませんか?
そんなきっかけ作りが
伝統を守っていくのではないかなぁと
おつるは思っています。
ではでは、皆様にも楽しく”和”み多き日々が訪れますように…:*・。*
-TSURU-
中川裕可里
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モデル Mao 様
写真 藤記 美帆 様
着付 橘川 麻美 様
原料織元 夢おりの郷
織り工 中川 裕可里
撮影場所 A STUDIO 様
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