神奈川県で大島紬の機織りが見れる

 

どーも。おつるです。

 

コロナの脅威がまだまだ収まらない中ではありますが

最近では有難いことにアトリエへ｢機織り見学｣にいらっしゃる方が増えてきております！

昨年令和２年の夏ごろから本格的に開放し、先日も３名様ほどお客様がみえました。

 

 

 

 

機織りの為の環境づくり

 

機織りをする際に振動と大きな音が出る為、集合住宅に入居することは極めて難しく、

私は２Kの平屋の賃貸を借りております。

写真のように四畳半にでーんと機織りの機械(高機)が鎮座。

 

この騒音問題はなんと発祥の地、奄美大島でも。
大島紬が流行り、機織りのが盛んだった時代は町のいたるところでこの機を叩く音が聞こえたそうなのですが、
現在では織り工の人口もがくっと減り、都市化が進み、
賃貸では｢機織り禁止｣をかかげるところがほとんどなのです。

騒音問題に関しては場所が変わってもナイーブなもの。

せっかくハタが入っても、｢苦情がきてすぐ退去｣なんて笑えません。笑
なので平屋を借りることは大前提でした。

 

 

コロナ禍における見学の環境づくり

 

生活感溢れるアトリエにご招待するということで、
-TSURU- では下記の感染対策を行っております。

 

・１回の人数制限

・窓開放による換気

・入室時の手指消毒のお願い

・マスク着用のお願い

 

こちらを徹底しております！！

 

 

 

内容

 

実演に加え、簡単にではありますが工程説明や大島紬についてのお話、

また、私の修業時代から現在の活動に至るまでのお話をさせて頂いております。

本来であれば、奄美大島や鹿児島本土へ赴かなければ見ることができない機織りをしている姿を見ることができたり、

聞かなければこの先ずっと知ることのない話や大島紬が高価な理由が知れたということで、

いらした皆様が喜んで下さっている様子をみると私も嬉しく、これから活動を進めていく上でのパワーを頂いております。

 

 

活動を通して

 

どんなに機械化が進んでも、どんなにAIが素晴らしくても

時に人間と自然の力はそれをも上回るのだと

私は機織りに出逢ってから何度も痛感しております。

対面でのお話がなかなか叶わない昨今

どうしたらこの魅力が伝わるか試行錯誤の毎日ですが

こうして少しずつでも日本が誇る技術・伝統・文化を

たくさんの方にお伝えできたらと思い、この活動をしております。

ご興味ある方がいらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ(*^^*)

皆様明日も穏やかに、”和”み多き一日となりますように….。*☆