着物の古着
着物の古着について
どーも。おつるです。
昨日、お世話になっている方と食事をしたのですが、
そこで少しだけ話題に上がった「着物の古着」について
今回は綴ろうと思います。
どこで手に入るの?
まず、洋服の古着屋さんはよく見るけれど、和服の古着屋さんってあるの?
と思われる方もいらっしゃると思います。
答えはYESです!
ショッピングモールなどで「リサイクルきもの」と掲げている専門?店もありますし、
中には気難しそうなおじさまが切り盛りしているアンティークショップのようなところもあります。
あとは洋服の古着屋さんでも稀に置いてあったり、
わりと掘り出し物があるのが○○OFFさんのようなリサイクルショップさんのようです!
価格
一番気になるのがこの価格ですかね…
話題にあがったのもこの部分でした。
これは製造に携わっているものからするとなんとも切ない売値がついております(´;ω;`)
状態によって多少の差はあれど、
通常の呉服屋さんで購入する場合となぜこんなにも違うのか
ぱっと見ても大きなシミがあるわけでもない
中にはしつけ糸がついたままのものも…
捨てられたわけではないだけ有難い気もしますが、
ほとんどが正絹=総シルクなのに大体が正規の1/100程の価格まで落ちます。
「これが不思議でたまらなくて、着物に興味もった」
とその方はおっしゃっていました。
確かに。
私も大島紬の端切れを仕入れる為に、リサイクルきもの店を見つけるとのぞいてみるのですが、
値札を見るともう切なくて切なくて…苦笑
着物の価値
このブログを覗いて下さっている方は恐らく
着物や大島紬について興味を持って調べてくださっている方かと思いますので
正規の価格の理由、その価値の理由については
こちらでは割愛させて頂きますが
私がこの-TSURU-を起ち上げ、活動をする理念として
「大島紬(着物)の芸術品・美術品としての価値の向上」 があります。
上記の通り、もはや「衣類」としての着物の価値は洋服以下となっている印象です。
「以下」と乱暴な言い方をしたのは、
・気軽に洗えない
・管理が大変
・着るのに技術がいる …等々
今のライフスタイルには和服は見合っていないと感じているからです。
中には有難いことに
「着物大好きで日常的に着ています!」
という方もいらっしゃいます。
ですが洋服に比べたら圧倒的に少ないですよね…
着物のこれから
私は着物は「衣類」から脱するべきだと考えております。
言うなれば絵画のような位置づけまでもっていければ
ひとりの作家・職人が
その技術で生活できるまでの収入が得られると思うのです。
私の目標は島を離れた時からずっと変わりません。
「機織りだけで生活をする」
長い長い旅となりそうですが
今は試行錯誤の日々が楽しくて仕方ありません。
これも、皆様が変わらず応援してくださっているからこそ。
たくさんの素敵なメッセージを胸に
一反でも多く残せていけたらと思います。
そんな皆様にも、楽しく”和”み多き日々が訪れますように…:*・。*
-TSURU-
中川裕可里
関連情報
大島紬アクセサリー通販SHOP|-TSURU-
モダンに奄美大島の伝統工芸『大島紬』を身に着けられる様、更にきらびやかな
レジンを施して大人かわいいピアスやイヤリングなどのアクセサリー、カバン、
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のオリジナル商品は、上品な大島紬をさりげなく取り入れることで、艶やかさを
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屋号 | -TSURU- |
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〒252-0231 神奈川県相模原市中央区相模原1-4-15 |
営業時間 | 10時~18時 |
定休日 | 木曜日 |
代表者名 | 中川 裕可里(ナカガワユカリ) |
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