-TSURU- (つる)
大島紬ハンドメイドアクセサリーオリジナルブランド 「-TSURU-」 の企業概要です。
沿革
中川裕可里
神奈川県出身。20代前半、着付けの練習中に借りた祖母の大島紬のその軽さに衝撃を受け、その緻密な工程に魅了される。
2013年に単身奄美大島へ移住。工房と織工養成所の2箇所にそれぞれ機を置き、修行に励む。(2015年・2019年 製織部門にて賞を受賞)
その間、機織りだけでは生計がたてられない為アルバイトを並行して行うも、3年半でやむ無く帰郷を決断。
2017年、生活を確保する為に地元である神奈川県相模原市に帰郷。
伝統技術継承の為、現地織元との協力の証として機を持ち帰り、勤めの傍ら、機織りを続ける。
大島紬の需要低下、後継者不足による生産数激減等の危機的状況と、自身の3年半の修行経験から、『着物』以外の用途拡大、顧客層の変更・拡大、経営スタイルの改善が大きな課題となっていると感じ、大島紬の伝統的価値と、それを作り出す職人たちの現状を幅広い世代に広める為、親しみやすいアクセサリーや小物類のハンドメイドブランド「-TSURU-」を起ち上げる。
縫製の技術を独学で身につけ、当時ハンドメイド業界で流行りだしていたレジンを使用したアクセサリーに注目し、液が滲みこまずに絣模様がはっきりと見える封入方法を確立することに成功。
2019年12月に副業として開業し、2020年7月に勤めを退職、独立。
ブランド名の「-TSURU-」は、機織りをしている→「鶴の恩返し」ということで『つるちゃん』というニックネームをつけて貰ったことから。
経営理念
日本の伝統に携わることに誇りを持ち、その価値を高め、広めていきたい。
伝統をもっと身近に。伝統をもっと自由に。
人の手で作る「特別」を一人でも多くに届けたい。
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着物を作り出す技術は世界に誇るものです。
羽織るだけでなく、美術品・芸術品としての価値を高めていきたいと願い、
日々作り続けています。
それが私『TSURU』ができる『恩返し』…。